DIY 屋外灯の自動点灯システムの導入 オートメーションリレーの活用
このところ非常に忙しくしており、なかなか記事を更新することができておりませんでしたが、7月21日にある試験が終了しましたので、しばらくは開拓に専念できる環境が整いました。とはいえ、本格的な夏を迎えるなかで、どこまで進むめることができるのか。屋外作業に適した季節は、春、秋、冬ですからね…、作業する時間帯で調整しようと思います。例えば午前6時から午前10時頃、午後4時から午後6時頃といった感じで…。
今回は表題のとおり、屋外灯の自動点灯システムです。自動散水システムの考察をしている中で、必要に迫られ、こちらのほうから先に着手することになりました。準備するものを列挙いたします。
前回の自動散水システムとの違いは1のライトがウォーターポンプということです。ですからソーラーパネルによる電源供給と12vシールドバッテリーへの蓄電、それをオートメーションリレーにより時間を管理するところまでは同じです。自動散水システムであれば、ポンプの稼働時間を管理するということになります。ただし、自動散水システムの難しい点は、プランターなどの植物に対し、どのようにホースを配備して、どの程度の間隔でホースに穴をあけて、どの程度の水量を供給するかということになります。この辺りは、それぞれの状況に応じて調整していかなければなりません。逆に言えば、そこが一番面白いポイントということになります。
さて、話を自動点灯システムのほうへ戻します。当方の開拓地には洗面所がありませんでしたので、簡易的にそれに代わるものを作成しました。この洗面台にライトを取り付けることにし、それに合わせて、ソーラーパネル、チャージコントローラー、バッテリーを配備しました。
まずは基盤のケース作りから
基盤左側、右側それぞれに端子が3つずつあります。左側から配線していきます。
上端子が+、下端子が-、中端子に配線したものを上端子へ短絡させるとスイッチが入るようになっていますが、今回はP3(プログラム3)を利用するために中端子の配線は不要となります。
ここでは、基盤左側上下端子とチャージコントローラーの負荷端子+と-をそれぞれを接続しています。チャージコントローラーはバッテリーと接続されていますので、オートメーションリレーへは常時電源が供給されることになります。
次に基盤右側端子の配線です。
ここで使用するのは中端子と下端子になります。ここにライトの+側配線を割り込ませます。割り込ませた先をバッテリーの+端子へ、ライトの-側配線はそのままバッテリーの-端子へと接続します。私の場合はライトの+配線の負荷側を中端子へ、電源側を下端子に接続していますが、入れ替えても問題ないかと思います。
パターン変えるときは、3つあるボタンの左を長押しします。
最後にオートメーションリレーの設定を行います。
例えば、この時期は日照時間が長いので、例えば午後8時から翌朝5時までライトを点灯したいということであれば、点灯時間が9時間に対し、消灯時間が15時間ということになります。これをループしていきます。
プログラム3”P3”を選択し、T1を”540.”、T2を”900.”にそれぞれ設定します。(コンマの位置で”時間”、”分”、”秒”と設定できるようになっていて、”0 0 0.”の場合は”分”になります。)初回のみ手動で、この場合であれば午後8時に基盤に電源を供給すれば、ライトがオンし、カウントが始まっていき、540分後の午前5時にライトが消灯します。次にライトが点灯するのは900分後の午後8時となり、それがループされます。
色々と箱モノを作ったり、インフラの整備に忙しくしておりますので、なかなか時間が足りないのですが、試験も終わりましたので、それらと並行して自動散水システムのテスト、導入を進めていこうと思います。 では。