DIY 自動散水(給水)システムの考察
はじめに
長期で自宅を離れるときに困ることといえば、植木や観葉植物などへの水やりです。かれらは自生しているわけではないので、定期的に水をやらなければなりません。そんな留守をしなければならないとき、「自動で給水できれば・・・」と、以前から自動散水(給水)システムの導入を検討しておりました。
今回は自動散水(給水)システムについて考察してみます。自動散水(給水)システム(以下、自動散水システム)の記事は、考察、テスト、導入、運用と複数回に分けて投稿します。
ここで扱う自動散水システムは、ソーラー発電を利用した12vでの給電、また屋根から取水した雨水を利用するものとします。
システム構成のための要素
①雨水 屋根から得られる雨水を利用する。
②太陽光 ソーラー発電による12vバッテリーへの蓄電。
③給水時間管理システム オートメーションリレーの活用。
システム構成に必要な物品
①屋根、取水器、雨水タンク
②ソーラーパネル、チャージコントローラー、12vシールドバッテリー
③ポンプ、ホース、オートメーションリレー(基盤)、塩ビ管など
システムのフロー
1.水の流れ
屋根⇒樋⇒取水器⇒雨水タンク⇒ポンプ⇒ホース、塩ビ管⇒植物へ
2.電気の流れ
ソーラーパネル⇒チャージコントローラー⇒バッテリー⇒ポンプ、オートメーションリレー(基盤)⇒ポンプの動作時間を制御
次回は、今回考察した自動散水システムのテストについて記事にしていきます。