ヒッチメンバー 自作 DIY ヒッチレシーバー 穴あけ加工

DIY ヒッチメンバー自作 3.ヒッチレシーバーの穴あけ加工

ヒッチメンバー製作について、4つの記事で以下のように構成されています。これらの記事は「はてなブログ」で18年7月に書かれていたものです。実際の製作時期は18年5月から6月になります。(タイトル横の①~⑨は手順になります。)

  1. ヒッチメンバーの取付位置 模型製作 ①・②・③
  2. 溶接 塗装 バンパー加工 ④・⑤・⑥
  3. ヒッチレシーバーの穴あけ加工 ⑥+α
  4. 灯火類配線 7ピンコネクター ⑦・⑧・⑨

DIY ヒッチメンバー自作 3.ヒッチレシーバーの穴あけ加工

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最大のピンチ!!レシーバーに穴がない!!

⑥+α ヒッチマウントを固定するためのレシーバーの穴あけ加工

ここまできて、決定的な問題が発生しました。それは、レシーバー側にヒッチマウントを固定するための穴を開けていないことでした。いや、開けていないことは分かっていたし、後で開けようとは思っていましたが、いざ、作業手順、使用工具を確認すると、左右の穴同士が1mmのくるいもなく真っ直ぐでなければなりません。でなければ、ヒッチピンが入りません。

溶接で固定する前にレシーバー部分をボール盤を使い、長さが60mm以上の一本のドリル刃で垂直に穴を開けていれば良かったわけですが、今さら、この形状ではボール盤を使うことができません。どうすれば、4.2mmもの厚みがあるこのレシーバーに垂直に穴を開け、さらには51.2mm向こうの反対側まで真っ直ぐ貫通させることができるのか時間をかけて思案しましたが、最終的には気を付けて慎重にやるしかない、という結論になりました。笑

当たり前のことになりますが、ヒッチレシーバーのピン穴は溶接前に開けましょう!!

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5本セット、今のところ16mmしか使っていませんが、no bad !!

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掘削用油、こちらもno bad!!穴を一つ開けるために出費が続いていきます・・・。

丁寧に寸法を測り、そして、不要の木材や鉄材を使い、この作業のために購入した金属用ホールソーで真っ直ぐに穴あけができるよう何度か練習しました。さらに溶接後のヒッチメンバーの形状では、ドリルビットの通常サイズが使えず、ホームセンターまでショートビットを買いに行きました。

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通常のドリルビットではドリル本体の後ろ側がヒッチメンバーに干渉して垂直に穴あけ作業ができないため、急きょショートドリルを購入することに・・・。

はじめに2mm、そして5mmの下穴をあけました。f:id:travelife:20180709074401j:plain

センターポンチを使い2mm、そして5mmの穴が開きました。

鉄用ホールソー16mmのドリル部分を下穴5mmに通しブレないように固定し、掘削用油を使いながら16mmの穴を開けていきました。

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ゆっくり削っていきます。

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はじめに右側、おぉ、ぴったりだ!!

それこそ、はじめに開けた右側は少々前後(上下は絶対ダメ)にズレる分には問題ないですが、残った左側は上下前後ともにぶれることは許されません。仮に1mmでもズレると、ここまでヒッチメンバーを作るために、費やした時間と労力とお金が無駄になってしまいます。

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センターポンチでブレないように。ブレるわけにはいかない!!

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2mm穴もブレないように。ブレるわけにはいかない!!

緊張が続きます。

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ようやく左側にも穴が開きました。ブレるわけにはいかない!!

マウントを通します。ドキドキの瞬間です。すると・・・見事、ヒッチマウントを固定するピンが干渉することなく、スムーズに入りました!! 汗、汗、汗

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お見事!!

私的にはヒッチメンバーづくり最大のピンチであったわけですが、はじめにレシーバーに穴あけていれば良いだけの話でした。笑

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