きゅうり トマト 自家採取 玉ねぎ 種取り 挑戦

Agricultural arts ~農的な日々~

Agricultural arts ~農的な日々~

はじめに

農的な活動を始めてから、一暦年間では3年目ですが、この7月末で丸々2年ということになります。これまでの作物づくりにおいて、農薬は不使用、化成肥料は不使用、除草剤は一切使わず、手作業で雑草を抜いたり刈ったりしております。が、その分、成長が遅かったり、大きくならなかったり、葉の食害にあったりと思い通りにはいきません・・・、そんな中で収穫できた農作物は、まぁ、安全と言えるのではないかと思っております。

今月も7月に撮影した写真を使い、ダイジェストで振り返って参ります。

玉ねぎの種取り

玉ねぎを種から育て秋に収穫し、それを冬に埋め戻し、さらに半年以上と長い月日をかけて挑戦した玉ねぎの種取り その結果は・・・

失敗・・・、う~ん、ジョージショックぅ~、原因ははっきりしていて、雨除けを考慮しなかった とくに4月、5月、6月は雨が多かったんですよ~

5つに分球した玉やんの種取りには失敗したものの、株元を見れば残念賞、頑張ったで賞がありました。

分球した5つのうち3つの脇に新たな玉ねぎが出来ておりました。

少々、形はいびつなものの、早速カレーをつくり、玉ねぎの味を確かめる うっ、美味い!!

青紫蘇に赤紫蘇、結局、採取した種を蒔いたところより、ガチャピン(青紫蘇)とムック(赤紫蘇)により、自然に蒔かれたところのほうが生育がよく、辺り一面、紫蘇だらけ。

5月は梅仕事、6月はビワ仕事、そして7月は紫蘇仕事

今年は比較的丁寧に雑草を引いたりしたもんですから、7月中頃から続く干ばつで新たな雑草が生えてこず、青紫蘇、赤紫蘇への食害が目立つように思います。雑草はある程度必要だな~と思った2023年7月・・・

梅酢があがる

一切薬なしの自然の梅 そして、一切薬なしの塩揉みした赤紫蘇を投入

昨年種取りしたキュウリの収穫

昨年は地を這わして育てたキュウリですが、今年は耕作面積の関係で垂直方向へ這ってもらいます。何はともあれ昨年種取りしたキュウリの種から収穫ができたことは良かった、安堵です。

カヤで作ったキュウリ夫人のためのハンモック(7月30日朝、2つ目収穫)

昨年種取りした中玉トマトも順調に推移

今年は少し色付くのが遅め

おわりに

今年は、苗はもちろんのこと、種の購入もしておりませんので、農作物を育てる上での支出はありません。農的な活動も丸っと二年が経ち、二代目のキュウリやトマトがお目見えして、ひと安心なわけですが、それはまた、今年もまた種取りをして来年につなげるというプレッシャー(責任)のようなものも感じています。日照りが続き、雑草も少なく、耕作面積の確保のため、今年は随分と花を減らしているので、虫も少ない、キュウリなんかは種を採るのであれば適宜人工受粉してやらないといけない。

現状、野菜、果物、山菜合わせて30品目ほどになりますが、しばらくは品目は増やさず、品目数の維持ができるよう観察と理解に努めて参る所存です、

では、また来月お目にかかります。

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