Agricultural arts ~農的な日々~
はじめに
今年の10月前半は、日中の気温が30度ある日が続いていましたが、後半になると一転最低気温が10度以下まで落ちたり、9月の半ばから28日間雨が降らなかったりと、この頃の気象はお天気もんなんで、天気予報なんて”当たるも八卦当たらぬも八卦”、”今日の運勢”なんてものを見ている感覚に近いのではないでしょうか。
さて、9月から始まった農的な活動、この10月は、種蒔きしたものが発芽し成長するなか、水やり、土寄せ、間引き、移植と農的な日々を過ごしておりました。今回はその農的な日々を記録するために新たにカテゴリーを新設しました。
大根の間引きと移植
一般的には間引した大根の苗は移植しないということのようですが、ここでは発芽した大根の間引きを3回に分けて移植し、その後の経過を観察しています。
個人的なことを申しますと、私は大根の白い部分はあまり食べない、おでんなんかで食べることは食べるのですが、むしろ葉っぱのほうが好きで、漬物にしたものを細かくきり醤油をたらし七味をふりかけ、それを白ご飯の上にのせて食べる、二杯でも三杯でもいけます。
これまでの観察から言えることは
間引きした大根の苗も、十中八九は着根します。そして、その後の成長速度は、早めに間引きした大根のほうが早く、子葉も枯れずに済みました。移植後間もない頃の傷ついた根では水分を吸い上げることができず、大根の本葉が大きくなればなるほど枯れやすくなる。2回目、3回目に間引きした苗は、移植後、子葉が枯れました。
間引きした時点では、2回目、3回目の苗のほうが本葉が大きかったのですが、現在は1回目の間引き組のほうが大きく成長しています。間引きした苗の成長は根付くまでの間、一週間程度止まります。
もともとの場所にある大根の苗 本葉23cm
第一回間引き組 本葉16cm
第三回間引き組 本葉13cm
観察はつづく・・・。