いちご栽培とスダチでつくるいちごジャム
はじめに
今年の5月はいちごの収穫がありました。5月9日から25日までの約2週間、毎日1パック程度の収穫ができ、普段はいちごそのものを食べるという習慣がほとんどないので、常温での保存ができるようにジャムにしてみました。
スダチでつくるいちごジャム
一日の収穫量はこれくらいなので、3日程度貯めてからジャムをつくります。
毎日収穫したいちごは洗い、ヘタをとって蓋付きの容器に入れ、いちご重量の3割程度の砂糖をまぶし、そこへスダチ汁を適量加え、冷蔵庫の中で寝かせます。2日目、3日目に収穫したいちごも同様に洗い、ヘタをとって、それまでの分と合わせ、砂糖、スダチ汁を適量加え、さらに数時間、冷蔵庫の中で寝かせます。このとき、新しく収穫したものが容器の中で下にくるようにしておきます。
ジャムづくりの直前に瓶詰めする瓶と蓋を熱湯消毒します。混ぜる際に使用するスプーンなども一緒に消毒しておきます。
冷蔵庫の中で寝かせたいちごを鍋に入れ、中火で加熱していきます。
アクをとりながら加熱していくほうが、瓶詰めしたときのイメージが良いです。(初回、2回目はアクとりせず。)
ジャムがいい具合になりましたら、熱湯から瓶を取り出し詰めていきます。
蓋をゆるくしめて、瓶を消毒していた鍋で加熱します。10分少々。
鍋から瓶を取り出し、蓋を強くしめて熱が取れるまで逆さまにしておきます。
こちらは初回製作分、脱気ができていれば蓋の中央が凹んでいます。
いちごの収穫がはじまり、日増しに形も良くなり、収穫量も増えていきました。2回目のジャム作り。
2回目に使用した瓶の容量は900ミリリットル。
最終的に24年度は、大瓶1、中瓶2、小瓶6という結果となりました。
いちご栽培
いちご栽培といっても放置状態ですから、三つ葉、フキ、ドクダミ同様、自然からの贈り物に近いわけですが、年に2回ほど世話をします。
1つ目は秋ごろに、春に実をつけた親株からツルが出て子株が活着していますから、ツルを切り親株を根から引き抜きます。その親株もまた枯れたのち土の中に消えて、子株たちの栄養源のひとつになっていくわけです。
2つ目は花が咲きはじめる前の春先に、苗(子株)のまわりの草整理をする。
まぁ、付け加えるならば、花が咲き蕾がついたら苗のまわりに鉋クズかなんかを敷き詰めて、実が地面に触れないようにしてやる。そして、収穫が始まれば、収穫時に残された実を地面から少し浮くような状態になるように向きを変えてやる。
非常に楽ちんです。笑
おわりに
この頃、夜中に目が覚めることが多く、耳を澄ませていると、夜中でもホトトギスが鳴いています。なんで夜中に鳴いているんだろうかと思い、ネットで調べているうちにホトトギスの生体について知りました。ホトトギスのメスはウグイスの巣に卵を産むというのです。しかも、ウグイスの卵を一つ落としてから、そのスペースに産むというのです。そして、その巣にあるウグイスの卵よりもホトトギスの卵が先に孵化するらしく、その後、ホトトギスの雛はよちよち状態であるにも関わらず、周りにあるウグイスの卵を巣から落とすという・・・、ウグイスの親鳥は成長していくホトトギスの雛が自分の子供と思っているのか、思っていないのか、とにかく食欲旺盛なホトトギスの雛が一人前になるまで世話をする。巣立つころにはウグイスよりもはるかに巨大になっている。こんなことが有り得るのか・・・、有って良いのか!?・・・、モヤモヤモヤ・・・、ホーホケキョ!!
産むのなら 子育てしてね ホトトギス
では、