平成最後 開拓民 雨水利用 年間降水量 雨水タンクの設置

平成最後の開拓民 ~The Last Developer of HEISEI~

平成最後の開拓民 ~The Last Developer of HEISEI~

はじめに、

本日が平成時代最後の一日ということになります。明日5月1日からは令和時代が始まります。それにちなみまして新たにカテゴリーを新設いたします。

カテゴリー名は「平成最後の開拓民」ということで……、

あれでしょ?、「平成最後の…」って言いたいだけでしょ?、

何でもかんでも「平成最後の…」って言ってれば良いの?

ってなもんでもないですが、まぁ、語呂も良いので、これでいかせてもらいます。

内容は多分にカテゴリー「DIY」と重なる部分がありますが、こちらのほうで勝手に条件付けしておりますので、分類する上ではそれほどややこしくはありません。

それでは早速ですが、「平成最後の開拓民」、行ってみましょう!!

1.雨水利用

現在、私が所有するこの土地には上水道が来ておりません。上水道を引いてくるのも結構な距離があります。しかし、私の場合…、発想がいきなり雨水利用にまで飛んでいきます。井戸を掘るという選択肢もあるわけですが、掘るにも費用と手間が発生するし、敷地内に井戸の場所も確保しなければならない、雨水であれば、まぁ、言ってみればどこの家だって、樋さえ機能していれば水が確保できる。

この土地に降り注ぐ雨水をどのように利用できるのかということを考察しております。「どのように」は、以下の2つに分かれます。

1.確保できる雨水量
2.その利用目的

今回は雨水量について考察、検証していきます。

この土地の年間降水量は記録上は約1100mmとなっております。市町村単位での公示なので実際は観測点との地理的な違いが発生します。あくまで年平均ですので、雨量が少ない年は1100mmまで到達しないし、雨量が多い年は1100mmを超えてくるでしょう。あくまで、これは平均データです。

1100mmというのは1平米あたりの降雨量のことをいっています。1000mm四方の面積のところに1100mmの雨が降るということは、年間に1100リットルの水が確保できることを意味します。

毎日の生活の中で、どれぐれいの水を使用するかどうかは個人差がありますので、言及できませんが、ここでは、仮に30リットルとしましょう。365日で掛けますと年間を通じて10950リットルの水が必要になるということになります。

式1 30リットル×365日=10950リットル

この10950リットルの水を確保するためには、一体屋根面積がいくら必要なのか、10950リットルを年間降水量で割ります。

式2 10950リットル÷1100リットル=9.95平米

二つの計算結果から10平米の屋根があれば、年間に必要な水が確保できることがわかります。必要な水量の計算が出来ましたら、あとは実際に雨水を取るための準備をしていきましょう。

雨水を取るのに必要なもの

1.屋根

2.樋

3.雨水タンク

4.ホース

平成31年4月29日は雨、事前に天気予報と気象庁のレーダーで雨雲の様子を確認しつつ、現場に向かいます。既に試験用の屋根は取り付けているし、竪樋と雨水タンクの加工も終了している。あとは、これらを取り付けるのみ。

「雨さん、もう少し待って!!」

作業開始から20分、雨が降り始める。全身が濡れ始める、取付完了まであと少し、降り始めから10分後に取付完了。何とか、間に合った、セーフ!!

平成31年4月29日正午頃から降り始め、30日の朝方まで小雨から中雨が続く。

4.5平米ほどの試験的屋根面積ではあるものの、250リットル容量の雨水タンクに対し約半分!! 100リットル程度の雨水が確保できました。

そして、このブログの最低目標、「月一更新」というのもギリギリ間に合った!!

セーフ!、セーフ!!、セーフ!!!

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