平成最後 開拓民 デベロッパー 雨水利用 雨水タンク 水資源

平成最後の開拓民 ~The Last Developer of HEISEI~

平成最後の開拓民 ~The Last Developer of HEISEI~

開拓の季節到来

11月頃から作業が非常にしやすくなってきました。やはり屋外作業は11月頃から3月頃までが良い。しかし、11月、12月、1月は日が短いため、屋外での作業は効率良く熟していく必用があります。前回の投稿から連日のように、48.6mmの単管を使い足場を作っておりました。また、その一部分を使って波板を施工したことで屋根面積が増え、さらに雨水が確保できるようになりました。

現在構築している屋根から得られる年間雨水量の計算

当地の年間降水量と現在構築している屋根面積の積から得られる年間雨水量はざっと2万リットルにもなります。もちろん、現在備えている雨水タンクの容量では全ての雨水を取り切ることはできず、オーバーフローしたものは側溝に流れていきます。この確保した雨水の用途として考えられるものは、気温が高いときのシャワー、衣類の洗濯、日常屋外で使用する器具類の洗浄や、洗車、セメントを捏ねる際の水などです。仮に今後、公共下水に接続するようなことがあれば、トイレをフラッシュする際の水にも使用可能です。(行政の担当窓口に確認済み)

雨水タンク(丸い形状のもの)の運搬

私のトレーラーには、トラックのようなアオリがありません。ですから、どちらかに寄せてロープで固定するということができません。今回運ぶタンクは3つ。おもりになる様、タンクの中にはそれぞれ水を15リットル(15kg)程度入れてあります。まず初めにこの3つのタンクを荷締めバンドで縛り一体化します。形状が丸いので、木材でアテ木を作らなければなりません。このアテ木を挟むように3つのタンクを寄せ、荷締めバンドで締めあげます。このときにアテ木(木材)がタンクに食い込むくらいに固く締めあげます。トレーラーのフックの位置が低いため、一体化させたタンクの中央にロープを這わしていても走行中の振動で下がり、緩むことが考えられます。そこで、先に一体化させるためにきつく締めあげたバンドに絡ませながら、ロープをタンク中央に這わせつつ片側から縛ります。さらに反対側からも同じようにバンドに絡ませながらタンク中央でロープを縛ることで一体化したタンクが前後左右に動かなくなります。

トレーラーに積載する荷物が軽い場合(トレーラーのタイヤの空気圧にもよりますが)、よく跳ねますので、上をからも押さえてやる必要があります。このときもタンクの形状が丸いと走行中の振動でロープが横に滑りますので、タンクの上にベニヤを載せベニヤごとロープで縛ります。

これで荷作り完了。道中何度もロープに緩みがないか確認しましたが、前回の原付バイク運搬同様、締め直すこともなく300キロ、6時間の道中を無事運ぶことができました。

おわりに

既に設置してあるタンク1つと今回運搬したタンク3つの合計で1000リットル程度の雨水が貯水できることになります。雨水シャワーや、衣類の洗濯、タンク式高圧洗浄機を使った洗車など、近い将来、それらを記事にしてみたいと思います。

では、

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