平成最後の開拓民 猛暑 作業 循環型 トイレ 製作

平成最後の開拓民 ~The Last Developer of HEISEI~

平成最後の開拓民 ~The Last Developer of HEISEI~

猛暑の中の開拓

7月6日から開拓地に入り開拓を進めていますが、7月24日頃から猛暑と呼べるような状況が続いています。7月6日から現在までを振り返ってみると、7月6日時点では未だ梅雨開けしておらず、雨が連日のように降っていました。そんな中で、トレーラーハウスの屋根にソーラーパネルを設置し、また、トレーラーハウスでの車中泊環境改善のための施策を行ってきました。それらがまずまずうまく行ったことで、現在まで電気を自給することができ、また、この猛暑が続くなかでもトレーラー内の室温を外気温とさほど変わらないほどに維持することができています。

7月21日は試験がありましたので、一時的に開拓地を離れることになりました。7月6日から20日までの期間は主に電気の自給と車中泊の快適化のための作業を進め、屋外灯などの設置もしました。一方、7月22日から現在まではというと、主にトイレの製作作業を進めています。しかし、この猛暑の影響でなかなか思うように作業ができない。この開拓地に日除けになるようなものはテントのみですから、時間帯によっては直射日光がバンバンと体に当たり、体力を消耗します。例えば、午前8時頃から10時頃までの作業は、テント横から体に太陽が当たるため、テントの上に太陽が周った昼頃のほうが作業が楽に感じます。このことは意外でした。

ちょうど、昨年夏のこの時期にもキャンピングトレーラーの製作にあたりましたが、その時は主に掘り込み式の車庫の中であったため、猛暑であっても発汗量がぜんぜん違います。この開拓地では、5分から10分程度の作業、例えばノコ引きやノミによるほぞ穴を彫る作業で、Tシャツは汗でびっしょり、ズボンもびっしょりです。そんな不快な状況でも、長袖、長ズボンを着用しないと自然の中では虫にやられますし、肌にも決して良くわない。

この環境での作業は本当に疲弊します。暑さで思考力も低下し、自ずと作業効率が低下します。足元が傾斜しているうえ、砂利敷きということも作業効率に影響します。昨年夏の作業時には100v電源が使えたわけですが、ここでは消費電力の大きなものは使えない。電気工具などは大体が消費電力が高いですからね。全体を通して思うことは、手狭だった空間の問題を除けば、昨年夏の作業環境は随分と恵まれていた。

しかし、一方、この猛暑の中、どうすればキャンピングトレーラーで車中泊ができるのか、というテーマの考察には適しています。これまでも暑くて眠れない時もありましたが、なんとかここまでやってこれています。この猛暑の中での作業と車中泊という山を越えれば少し違った景色が見えてくるかもしれません。

そうそう、7月22日以降はトイレの製作ということでしたが、目指しているのは移動することのできる循環型トイレです。これまでもトイレについては随分と思考してきましたが、なかなか思うような答えが見つかりませんでした。(循環型トイレの製作については、カテゴリーDIYのほうで記事にしていくつもりです。)

現在作成中のものも上手く運用できるのかどうかはわからない。とりあえず、今はハードウェアの製作作業を進めて行き、その後、テストを重ねつつ、改善を加え、良い物に仕上げていきたいと思います。では。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする